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2003年に練馬から練馬高野台までの高架複々線化が完成して以来、「あと一駅」の石神井公園駅がなかなか着手されなかった西武池袋線でしたが、一昨年あたりから高架の柱が立ち始めてからの進捗は早く、駅も北側半分が出来上がって、2月7日より上り線のみ高架の使用が開始されることとなりました。
それに先立ち、1月30日に西武鉄道と東京都・練馬区の3者が主催する「施設見学会」が開催され、真新しいホームが公開されました。僕が知る限りでは、このような催しは異例なんじゃないでしょうか? そういえばこの駅では昨年末にクリスマス・イルミネーションを施し、「工事現場のイルミネーション」としてちょっと話題になりましたが、好感度アップに熱心であるようにも思えます。
僕は仕事上の立場では、それなりの手続きを踏めばいつでも取材させてもらえるのですが、今回の催しは事前の申し込みも不要というラフさが気に入って、沿線住民のひとりとして一般の方々に混じって見学してきました。
電車を降りたとたん「施設見学会は大変混雑しており、ご入場できない場合があります」とのアナウンスがあり、ビビりながらも入場前に外観の撮影をしました。この駅は南口が中心街であるため、こちら北口は本当に小さな、単なる出口であったのですが、とてつもない変貌ぶりです。以前の姿を知っている方なら、誰もが驚くはず。
すんなり入ることはできたのですが、ホームに上がるためには、この大行列に並ばなくてはなりません。土曜日だったので家族連れが多いですが、おばちゃんだけのグループも目につき、ギャルまでいました。宣伝効果は抜群ですな。それにしても、どのくらい待たされるのだろう・・・
ピークには1時間待ちもあったようですが、15分くらいでホームに上がれました。ホーム上の見学は自由ですが、線路に下りるためには、またもや並ばなければなりません。その行列はホームの端から端まで達し、さらに折り返すくらいの勢いです。線路に下りるにはヘルメットを着用しなければならず、その数に制限があるため、順番待ちの列なのです。
軽く30分は待たされましたが、ようやく線路に下りることができ、池袋寄りから歩きだしました。上屋の柱が個性的ですが、これは「樹形柱」といって、石神井公園に茂る樹木をイメージしたものだそうです。オール古レールだった旧駅舎とはえらい違いだ。
側壁は大部分がガラス張りで美しく、見晴らしも良いですが、その手前には無粋な鉄柱が・・・これに広告を取り付けるのでしょうが、そうすると全体の2/3程度は看板で視界が遮られてしまいます。残念ですが、背に腹は代えられないですね。(その2に続きます)





月刊とれいん No.429
レイル No.75
