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Rail No.69

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7月21日(火) 発売のレイルのご案内です

■仙山線物語
宮城県仙台市と山形県山形市を結ぶ仙山線.全通したのは昭和12/1937年11月10日.歴史は浅いですが,県境区間は最初から電化鉄道として計画されるほどの難所でした.
 第2次世界大戦後は,宮城県側が交流電化の試験区間に選定され,各種試作電気機関車や電車が投入され,大掛かりなテストが繰り広げられました.
 今回は,その交流電化試験に実習生として関与した久保 敏さんの貴重な体験記録を筆頭とし,南東北地区の鉄道史に詳しい進藤義朗さんの筆になる通史,そして地元のベテラン柏木璋一さんをはじめとする多くの趣味人が撮影した,沿線風景や独特の車輛たちをグラフ構成でお目に掛けます.
 仙山線に関する総合的な記録集としては,かつてない規模と密度でまとめたのが,今回の“仙山線物語”です.国鉄ファンには必携の書となるでしょう.
 現代中国蒸機は,前回に続いて河南省ですが,今回はナロー.煉瓦の原料となる土を運ぶ現役の鉄道です.歴史的調査もますます快調.数々の謎に迫ります.

7月21(火)発売  定価:本体3,600円+税

古典電車 著者:プレス・アイゼンバーン

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皆様のご好評をいただき,過去6年にわたって年1回ペースで発刊して参りました“電車の風景”ですが,その実績を継続しつつ,今回は編集方針を一新してお届けします.以前のように鉄道会社ごとに掲載するのではなく,1冊ごとにひとつの大きなテーマを持たせて,それに沿った写真収集をすることとして,より単行本色を強めたものになっております.
 今回のテーマは表題のとおり,明治末・大正から昭和初期までに製造された,電車の原点ともいえる古典タイプを集め,更にそれらを車体の形で分類したところが目新しい点です.もちろん時代が時代ですから,なかなかお目に掛かれない貴重な写真が多いことはいうまでもありません.登場する鉄道会社も北海道から九州まで,全国にわたっております.
 判型はA4横開きで,1ページあたり写真1?2点という贅沢なレイアウトでお目にかけるという体裁は以前と変わりなく,気軽に捲れるアルバム的な良さはそのままに,更なる資料性を加味したものといえましょう.また,今回は古い写真ゆえ巻頭のカラーはありませんが,その分,本文を18ページ増やしております.

本書の目次より
■はじめに
■単車
1 路面電車
 1-1 木造段落ちダブルルーフ車
 1-2 木造アーチ形ダブルルーフ車
 1-3 木造丸屋根シングルルーフ車
 1-4 鋼製車
2 鉄道線の電車
■ボギー車
1 路面電車
 1-1 木造段落ちダブルルーフ車
 1-2 木造アーチ形ダブルルーフ車
 1-3 木造丸屋根シングルルーフ車
2 鉄道線の電車
■遠ざかる昭和
■あとがき

版形:A4判横綴じ

定価:本体3,500円+税

蒸機の時代 No.35

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● 狩勝峠
● 丸瀬布営林署のタンク機 雨宮21号
● SLうみねこ号 八戸線
● Brienz Rothornbahn ブリエンツ・ロートホルン鉄道
● DF50御召列車 紀勢本線 2
● 庄野鉄司作品集 その8 冬の夕張鉄道訪問記
● 石北本線のC58 その2
● 私の機関車美学 (国鉄編)
● 帯広のキューロクたち
● 錦江湾に沿って 日豊本線南部
● 総武本線 佐倉界隈
● 徳島のC58

定価:本体3,000円+税

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Rail No.68

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寝台特急牽引のEF65 1000番代

昭和53/1978年の夏休み,東京機関区に新しい機関車が姿を見せはじめました.それまでは宇都宮や新鶴見に配置されて,主に貨物列車を牽いていたEF65 1000番代です.12年間も東海道・山陽本線をロングランし続けてきたEF65 500番代に疲れが見えはじめたため,交代要員としての新造でした.
 500番代から1000番代への移り変わり時期を中心とする,牽引機や列車編成の記録を,松尾彦孝さんと関 崇博さんが公開してくださいました.
 併せて東京から下関に至る沿線各地での列車風景を,関さん,松尾さんはじめ,宇野 昭さん,林 嶢さん,服部重敬さん,新宮琢哉さんからご提供いただきました.
 巻頭グラフでは,メインテーマとはうって変わって,しっとりとした昭和40年代の駅と蒸気機関車の絡みを大谷眞一さんの写真で構成しました.
 現代中国蒸機は,河南省の大規模な炭砿である平頂山です.前進形や建設形が運転列車や旅客列車を牽きます.また,大穂孝悦さんからは1980年代から1990年代に掛けて,中国各地で見かけた“謎”の車輛などを紹介してくださいました.
 67号のテーマだった“米子周辺”に関して,松江在住の石原裕紀さんがご自身の記録と写真を寄せてくださいました.

定価:本体3,600円+税

蒸機の時代 No.34

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● 布原,新見機関区
● アラスカ鉄道
● カナダの美しきハドソン 2816号機
● 庄野鉄司 作品集 その7 田原坂越えの幹線蒸機
● 羽越の雄 C57・D51
● 機関区情景 豊岡機関区ストラクチャー
● 常磐線 北千住-綾瀬にて
● 興浜北線・天北線
● C51回想-2 羽越・東北線
● 会津の風景
● B20

定価:本体3,000円+税

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Rail No.67

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米子界隈の鉄道

■法勝寺電鉄
■山陰本線の客車たち
■北京,天津周辺の煙

伯耆の国の西の端,もう少し行けば出雲の国へと差し掛かるあたりに位置する米子市.ここが山陰地方の鉄道発祥の地です.最初の開通から106年.どのように歩んできたのか,“レイル”としては初めて採り上げ,まとめてみました.
 通史は鉄道史研究のベテランである長船友則さんが担当してくださいました.
丹念な調査と手堅い記述に加え,貴重な資料をふんだんに公開してくださったので,米子界隈の鉄道の全てを知ることができます.
 グラフ頁も,古典ロコから始まりC51,54,57,D51,8620,C11とバラエティに富んだラインナップを美しい写真によって構成しています.
 また,昭和40年代に山陰本線で使われていた客車の中から,特徴ある形式や番号を藤本哲男さんが纏めて下さいました.
 さらに,米子周辺で最後まで残った私鉄である,日ノ丸自動車法勝寺線を訪問記とグラフで紹介しました.
 現代中国蒸機は,この15年間に見ることができた北京,天津周辺の蒸気機関車たちです.

定価:本体3,600円+税

蒸機の時代 No.33

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● 動態保存機C57 1-中国地方での活躍
● ニューハンプシャー州ワシントン山の ラック式蒸気機関車
● 羽幌線の海水浴臨
● 庄野鉄司作品集 その6 中央西線の思い出 2
● 奥羽本線-大釈迦峠
● 立石峠-日豊本線
● 機関区情景
● 牟岐,小松島線の蒸機列車
● C51回想 その1 鈴鹿越えと伊勢路
● 湊町
● 東ドイツの蒸気機関車

定価:本体3,000円+税

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蒸機の時代について

日本の国鉄から現役の蒸気機関車が姿を消してから,早くも30年以上の歳月が流れてしまいました.その頃に趣味活動を実践していた人たちは,今では少なくとも40歳代以上となっているはずです.また,蒸機終焉の年に生まれた人,既に30歳代となっているのですから,完全に“歴史”の範疇です.
 けれども,今もなお蒸気機関車が現役だった時代のことを,あたかもつい昨日のように覚えている大勢の人たちがいます.一方では,自分が体験できなかった時代のこととして憧れの目をもってあの頃のことを調べている人たちもいます.
“蒸機の時代”とは,そんな,蒸気機関車のことを愛し続けている人々の,より豊かな趣味活動のために刊行が始まりました.
 編集担当は,昭和30年代から日本各地の蒸気機関車を求めて旅を続けてきた,林 嶢です.自分自身の膨大なネガアルバムから,そして幅広い交友関係の中から,選りすぐりの写真を集め,蒸気機関車が元気だった頃の鉄道情景を誌上に再現し続けています.
 対象となる地域は北海道から九州まで.時には外国の煙にも目を向けます.さらには“蒸気機関車を彷彿させる情景”も,このシリーズの中で採り上げられます.
 誌面の構成は,原則として1頁に写真1枚ずつとしています.これは,数多くの写真を掲載しようとするあまり,1枚ずつの大きさが小さくなって,せっかくの“写真”を楽しむことができなくなるのを防ぐためです.また,写りこんでいる情報が失われるのを惜しむ,という理由もあります.
 写っている個々の機関車や列車,路線についての詳しい解説は最小限に留め,見る人の夢が拡がるように配慮されています.それでも,少なくとも30年以上も時代を経た情景ばかりですから,現代では想像がつきづらいだろうと思われることがらの説明や,撮影者がその時点で感じたことなどは,若い世代にも“その時代”を理解してもらうことができるよう,最小限の説明を付け加えています.最小限の記述とはいえ,時代考証には細心の注意を払って記しています.
 このように,このシリーズは,現役の蒸気機関車を知っている人にも知らない人にも,気軽に“あの時代”を味わっていただくための本なのです.

編集担当から

小誌は世紀の替わった2000年“とれいん”の別冊として創刊され,現在では年4回発行している.タイトルのように小誌は蒸気機関車の写真集であるが,最近はディーゼル機関車,気動車も徐々に採り上げてきている.蒸機と共に非電化区間で活躍,動力近代化に多大な貢献を果たしてきた彼等も電化の進展,車輛の老齢化等により廃車されたものも多い.また国鉄がJR各社に分割,民営化され機関車の牽く列車はイベント列車,“カシオペア”“北斗星”など特別な列車を除いて客車列車は消えていった.貨物列車も高速道路の整備等輸送体系の変化により昭和の時代と比べると現在大幅に減少している.客車,貨物列車が元気な時代の主役は蒸機であり彼等の躍動する様を迫力のある大きな写真で読者に見てもらいたい思いで編集している.また紀行文,撮影談,解説等は必要最小限に留めており,そして1頁に1枚の写真を原則とした編集方針を貫いてきており,後世に残る写真集として多くの人々の書棚に備えてもらいたいと思っている.
 蒸気機関車を始めとして各車輛は日本だけに限らず外国の車輛も積極的に採り上げている.また機関車だけでなく客車も掲載してきたが,今後も機会ある毎に国鉄・中小私鉄の客車を掲載の予定である.それと共に消え去った中小私鉄の車輛も出来る限り紹介したく思っている.
 ところで写真についてはシャープな画像であることは勿論大切であるが,貴重な写真を掘り起こすことを心掛けている.またいわゆるお立ち台の写真ばかりでなく様々な場所で撮影された車輛の姿を紹介していくように努めている.そして模型愛好者の参考になるべく各車輛のディテール,列車の編成が読み取れるように配慮し編集を行なっている.それから今後は現在運行されている保存蒸機にも積極的に目を向けていきたく思っており,読者のさらなる投稿を待っている.
 最後に写真は鉄道写真は勿論のこと,大きな画面で見ることにより魅力を感じ,迫力を引き出せるものであるゆえ,84ページの小誌は1頁1枚の方針は今後も貫いていきたく思っている.また国鉄時代,輸送は鉄道が重要な役割を果たし住民の生活を支えてきた背景を顧みつつ昭和の鉄道風景を偲んでもらえたら幸いである.

レイルの歴史

レイルの歴史について画像を交えて御覧頂こうと思います.

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黒岩保美が1978年に創刊した“月刊レイル”.
左画像は第2号です.

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こちらは1979年にマイレイルと合流した時の姿.

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1980年に題字が変化しています.

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現在のレイルの原点.No.1は1980年3月に発売されました.上記3点と同じに見えますが,判型がB5からA4変形判に変わり,現在に至ります.