記事一覧

Rail No.66

ファイル 67-1.jpg

昭和43年10月ダイヤ改正

■中国・鶏西炭鉱鉄道

昭和43/1968年の10月1日,国鉄は大規模なダイヤ改正を実施しました.設備的には東北本線の全線電化複線化完成が最大のエポックですが,それとともに動力近代化のペースに加速がついたのも,このダイヤ改正前後からでした.
 その全貌を語るためには膨大な紙数を必要とします.そこで今回は,まず,三宅俊彦さん所蔵の貴重な記録や資料から,旅客列車の運転の変遷を軸に語っていただくこととしました.その時代のファンの活動の一端は,鉄道友の会東京支部の若手メンバーとして活動しておられた関 崇博さんが詳細に語って下さいました.千代村資夫さんは,ごく短いながらも当時全国各地で見ることができた“多層建列車”の実例を示されています.河村かずふささんも,木曽路通いの思い出を記されました.あの頃の全国各地の懐かしい情景が,今ここに甦ります.
 恒例の現代中国蒸機は,黒龍江省の鶏西炭砿鉄道です.

定価:本体3,600円+税

Rail No.65

ファイル 66-1.jpg

日光行き

■EF65定点観測
■桑名電軌
■江古田駅50年前
■旧呉海軍工廠

今から50年前といえば昭和30年代前半.戦争の傷痕もようやく目立たなくなり,次への力強い助走が始まった時代です.
 そんな時代のできごとから,日光紀行,西武鉄道江古田駅の様子,呉海軍工廠跡地の様子をそれぞれの写真と文章でお届けします.
 また,新しい保安装置の使用開始に伴って関東地区から姿を消したJR貨物のEF65一般形と500番代.10年前に千葉で定点撮影された,そのころの姿を振り返ってみました.
 もっと古い話題としては,わずか1kmほどの営業路線しか持たず,しかも第2次世界大戦中に廃止されてしまった,桑名電軌を探訪します.
 外国の話題は,恒例の中国蒸機が内蒙古自治区のジャライノール炭砿.そしてキューバに残る生粋インターアーバンの面影をご覧いただきます.

定価:本体3,500円+税

Rail No.64

ファイル 65-1.jpg

東海道新幹線・鴨宮モデル線区を顧みる

■承徳追想
■米沢近辺 追補

昭和36/1961年から,昭和39/1964年の開業前まで存在した“新幹線モデル線区”.今では記憶の片隅にしか残っていないかもしれない,しかし,その後の新幹線の行方を決める大切な施設だった“新幹線モデル線区”.
 そのモデル線区と基地の様子を記録に留めるべく,建設過程から業務の実際まで,3人の趣味人に語っていただきました.最初は,仕事として関わっておられた久保 敏さん.二人目は,地元在住者として観察日記をつけておられた磯兼雄一郎さん.そして三人目が,趣味人として現地を訪問した河村かずふささんです.
 それぞれの視点から見た貴重な写真も,“モデル線区”に関してはかつてないボリュームです.
 中国蒸機レポートの第4回目は,中国河北省の承徳に存在した製鉄所の専用鉄道の様子と,その意外な前歴を,さらに緻密な調査で蔵重信隆さん寄せて下さいました.
 また,レイル62号に掲載された米沢近辺の写真から花開いた,仲間うちでの思い出話.気楽な語り口で,重要な歴史的事実が語られます.

定価:本体3,500円+税

Rail No.63

ファイル 64-1.jpg

私が写したEF66

■疎開先でのことども
■中国蒸機

今回は,4つの記事の乗り合わせとなりました.
 まず,量産機が誕生してから40年を経たEF66を,ふちい萬麗さん撮影の写真と解説でご覧いただきます.
 続いて,河村かずふささんの疎開時代の思い出です.群馬県南部の高崎線や八高線での出来事,そしてはるばる出掛けた伊豆への旅の思い出や.出先で見つけた車輛たちを,いつもの流麗な文章と貴重な写真で,読者にも疑似体験していただきます.
 そして,グラフ構成“庫にて”.昭和40年代半ばから後半にかけて,全国各地の機関区で見かけた光景を,大谷真一さんが披露して下さいました.
 中国蒸機レポートの第3回めは,四川省と山東省でみつけたナロー蒸機鉄道です.残念なことに,いずれの鉄道でも,刊行時点では蒸機がなくなってしまいましたが,最後の様子が,文章と写真で生々しく綴られます.それぞれの鉄道の歴史探究もますます冴え渡ります.

定価:本体3,500円+税

Rail No.62

ファイル 62-1.jpg

米沢とその周辺 昭和40年代半ば

■関西蒸機終焉の頃
■TKK沿線
■中国蒸機

今回のレイルは,昭和40年代中葉の東北と関西の鉄道情景をメインにお楽しみいただきます.東北は,福島と米沢の間の板谷峠が直流電化から交流電化に切り替えられ,また,新たに米沢から山形までの交流電化が完成した昭和43/1968年ごろの,米沢周辺の光景です.撮影は,当時,米沢に住んでおられた山崎英明さんです.
 関西は,昭和46/1971年から翌年にかけての蒸気機関車の走る情景です.撮影は,神戸在住の山本雅生さん,坂本守夫さんと兼先 勤さんです.
 いずれも,“つい先日の出来事……”と思っているうちに30年以上経過した,懐かしの風景となりました.
 資料としては,米沢機関区の設立から昭和43/1968年までの歩みを,“奥羽本線福島-米沢間概史”の著者としてお馴染みの進藤義朗さんに綴っていただきました.また,昭和46/1971年から翌年にかけての関西地区の蒸気機関車配置表を掲載してみました.
 また,更にもっと前の鉄道として,昭和20年代から30年代にかけてのTKK…東急沿線の記録です.河村かずふささんの,いつもながらに情緒豊かな写真と文章をお楽しみください.
 蔵重信隆さんによる“現代中国蒸機の世界”.今回は,四川省の奥深くに存在する,監獄が経営する狭軌鉄道“広元監獄鉄道”です.

定価:本体3,500円+税

Rail No.61

ファイル 63-1.jpg

懐かしの鹿島参宮鉄道

■半世紀前の近江鉄道
■中国河北省の運炭鉄道

ファンに惜しまれつつ83年間の歴史に幕を降ろした鹿島鉄道……関東鉄道鉾田線や鹿島参宮鉄道の方が通りがいいかもしれません…….その昭和30年代を中心とする情景と車輛を,私鉄気動車を愛される久保 敏さんのペンとカメラで追想します.併せて車輛竣功図も多数収録いたしました.
 二番目は,彦根城築城400年祭で賑わう滋賀県彦根市.その地元の鉄道である近江鉄道の半世紀前を振り返ってみました.ペンをとってくださったのは木造客車に詳しい湯口 徹さん.篠原 丞さんや山本雅生さんの未発表写真を交えてご覧いただきます.こちらも古いボギー客車やその特異な台車,近江鉄道最初の電車など,図面を多数掲載しています.  そして,本当につい先日まで働いていた中国河北省の運炭鉄道群について,蔵重信隆さんが丹念な歴史研究記事と情緒あふれる写真を北京から届けてくださいました.

久々のオムニバス形式となったレイル61号! 今回もお早めに全国の有名書店・模型店でお求めください.

定価:本体3,500円+税

Rail No.60

ファイル 61-1.jpg

交直流急行形電車の45年

●交直流急行形電車の45年
昭和37/1962年7月,優等列車用としては初の交直流両用電車が登場しました.
50Hz用が451形として勝田電車区に,60Hz用が471系として敦賀第二機関区に配置され,試運転の後,活躍を開始しました.
 以来45年.出力増強や勾配区間対応,そして50/60Hz両方で使うことができるグループが開発されるなどの改良が施され,北は青森,南は鹿児島までの国鉄各線区で活躍を続けて来ました.
 その交直流急行形電車も,ようやく終焉のときが来ました.そこで,この機会に交直流急行形電車の生涯を集大成した,というのがこの本です.
 電車としての生い立ちとその後の変遷を寺本光照さんに,優等列車としての運転の歴史を三宅俊彦さんにまとめていただきました.加えて,常磐線での活躍を地元の近藤明徳さんが語ってくださいました.
 車歴表や運用表など,他では得られない貴重な記録が満載です.
 さらに,優等列車時代を中心とする各地での活躍ぶりや,編集部秘蔵のメーカー写真による誕生時の姿など,見逃せない写真も豊富に掲載しています.

定価:本体3,500円+税

Rail No.59

ファイル 60-1.jpg

交流電化が始まったころの北陸本線

■須磨浦で
■花電車の絵葉書

先ごろ,長浜と敦賀の間の電化方式が交流から直流に切り換えられた北陸本線は,我が国における最初の本格的交流電化区間でもありました.完成したのは昭和32/1957年秋.約半世紀前のことでした.
 今回の転換によって,歴史的な区間が失われてしまったわけですが,完成当時は今後の幹線鉄道電化のモデルであるとして,大いに喧伝されたものです.
 その北陸本線の交流電化が始まったころの思い出を,D51の撮影に通われた湯口 徹さんに語っていただきました.迫力と情緒を兼ね備えた写真とともにお楽しみいただきます.
 また,鉄道写真の大御所,西尾克三郎さんの目に映った昭和30年代の北陸本線の様子を,ライカ判のネガアルバムとキャビネ版組立暗箱による撮影写真で偲んでいただきます.
 そして,敦賀市内に残る鉄道遺跡を,小野田滋さんが探訪してくださいました.
 資料として,昭和30年代の北陸本線列車ダイヤ,そして関連車輛基地の配置表を添えています.

 その他,20系こだま形電車の試運転寸景や,大正末から昭和にかけて東京を走った花電車の絵葉書コレクション,そして“日本の妻面5枚窓車輛の全て”の補遺と訂正を掲載しています.

定価:本体3,500円+税

Rail No.58

ファイル 59-1.jpg

昭和の東海道本線 抄

■玉川電車に関する十二章
■西武E851

昭和の東海道本線 抄 全線電化完成から半世紀の節目を迎える東海道本線.この機会に,東海道本線が最も華やかだった昭和の時代を振り返ってみました.
 グラフでは,本島三良さん撮影の,昭和7/1932年から昭和20年代までの全線に及ぶ美しい沿線情景に加え,宮地 元,三竿喜正,三宅恒雄,篠原 丞,林 嶢の各氏から寄せられた,昭和30年代の黄金時代の東海道本線を堪能していただきます.
 文献は,国鉄列車運転史の第一人者である三宅俊彦さんに,東海道本線を駆けた名列車の数々について,運転時刻や編成の移り変わりを詳しく語っていただきました.
 記念すべきこの年に,欠かせない記録としてぜひともお買い求めくださいますよう.私鉄ファン向けには,まず,東京山の手地区の思い出を丹念に記録してくださっている,河村かずふささんからの“玉川電車に関する十二章”をお届けします.昭和初期から30年代ににかけての“たまでん”を思い出してください.
 続いて,現役引退から10年を経た,私鉄最大の電気機関車だった西武鉄道E851について,ふちい萬麗さんの写真と文章をお楽しみください.
 そして,さらに解き明かされる“愛宕山電鉄”の謎.引き続いて下嶋一浩さんが記してくださいました.

定価:本体3,500円+税

Rail No.57

ファイル 58-1.jpg

●日本の妻面5枚窓車輛のすべて 後編

大正から昭和にかけて日本の各地に正面の窓が5枚という鉄道車輛が輩出しました.どのような経緯からの流行であるのか,今となっては知る由もありません.
 どこの鉄道にどんな5枚窓の車輛が登場して,そしてどうなったのか.それを調べてみるとなにか傾向が見えてくるかもしれないと思い立ったのが,山崎 寛さんです.レイルNo.54,55での,大軌車輛の研究記事から判る通り,豊富な資料を駆使しての網羅と観察をお目にかけます.加えて,総数60余枚に及ぶ真横と正面の図面イラストに圧倒されていただきます.
 写真は,落成時や原形に近い状態から,譲渡され,改造を受けた姿まで,各地のファンが記録した,未発表写真を数え切れないほどに集めました.
 関東から九州までの,お馴染みのあの車輛,知らなかったこの車輛の数々をお愉しみください.

前編(No.56)も好評発売中!

定価:本体3,500円+税