記事一覧

Rail No.77

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■EF58重連の荷35列車
■京阪電車の思い出■北京鉄道博物館■内モンゴルの煙

昭和50/1975年3月のダイヤ改正で,汐留を午後に発車する荷物列車の牽引機がEF58の重連運転となりました.輸送量の増大により荷物車を増結した結果で,全てのパンタグラフを上昇させて東海道を西に向かう姿がファンから注目されました.そのEF58は宮原機関区と浜松機関区.スタイルにバリエーションの多いEF58の中でも,御召予備指定機EF58 60や鋳鋼製先台車をはいた機関車,正面窓の大小にHゴム化改造……特徴の多い機関車たちが担当していました.今回はその編成記録から機関車の形態観察まで,荷35列車の在りし日の姿を偲びます.
 開業100年を迎えた京阪電車で,半世紀以上にわたって親しまれてきた車体や内装の色はどのように決められたのか.昭和20年代から30年代の担当技術者の思い出を聞き取り,記録しました.併せて“ロマンスカー史”の補遺と訂正も掲載しています.
 北京市の中心部に鉄道博物館がオープンしました.資料類の保存と展示が主な目的です.その収蔵物の様子を,いちはやくお届けします.
 中国の蒸気機関車は,内モンゴルに,今もなお残る煙と,つい先日まで生きていた製鉄所の機関車を探索します.

定価:本体3,600円+税

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Rail No.76

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10月21日(木) 発売のレイル最新刊のご案内です

■ED72・ED73 ■鳩胸機関車・拳骨電車 ■テルハの見える風景 ■重慶の専用鉄道

今回のメインテーマはED72・ED73.鹿児島本線北部の電化に際して開発,投入されて重要な役割を果たしたこの機関車.技術的にも特筆すべき点が多くありましたが,今回は久保 敏さんが独特のスタイルにスポットライトを当てた考察を寄せてくださいました.題して“鳩胸機関車”.それまでの国鉄電気機関車のスタイルとは一線を画した,前面中央部が鳩胸のように突き出したスタイルを,その後に世界各国に登場した似たような形の機関車と比較しながら紹介.筆はJR貨物になって再登場したこのスタイルの機関車たちにも及んでいます.その一方で前面がZ形になった北総開発鉄道の7000系を“拳骨電車”と称して,こちらも世界各国の同類が,久保さんならではの知識と美的センスで紹介されています.ED72とED73については,地元のベテランファンである加地一雄さんや関 崇博さんをはじめとするみなさんの美しい列車写真グラフも見逃せません.
 第2テーマは,前回に引き続いてテルハ.その後発見された写真を“テルハの見える風景”と題してグラフ構成し,加えて昭和40年代から50年ごろの国鉄荷物輸送ネットワークについても言及されます.
 中国の蒸気機関車は,内陸部随一の大都会,重慶とその周辺に生きた機関車たちです.

10月21(木)発売  定価:本体3,600円+税

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Rail No.75

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■■ Rail No.75 ■■

レイル75号は、久し振りに複数テーマを混載しての発行です.

■国鉄日光線電化の前後
120周年を迎える国鉄日光線が電化された前後の列車たちをグラフ構成.東日本鉄道文化財団学芸員の河野真理子さんに,“日光道中”と題して,江戸以来の日光往来の歴史を繙いていただきました.

■庄内西田川炭砿
山形県西田川地域に展開していた炭田と,そこで働いた2輛のB6と1輛のナスミス・ウイルソン,そして汽車会社製1B1タンク機の歴史探究です.

■淀橋電車のこと
東京・新宿から荻窪までの青梅街道を走っていた,“淀橋電車”こと都電杉並線の思い出.河村かずふささんが第2次世界大戦後間もない頃から終焉のころまでの思い出を写真とともに語ってくださいました.

■テルハ補遺
レイル70号で発表された“テルハ”研究のその後の成果発表です.新たに発見された各地での実例写真に加え,貴重な国鉄作成の形式図や,日南田電気の坂本文彦さん作成の構造図なども多数掲載.

■中国鉄路 落穂ひろい
中国の蒸気機関車は20年前の黒龍江省北部の炭砿で見ることができた古典機と,吉林省と甘粛省で現役のミカド上游形の活躍ぶりを紹介しています.

7月21(水)発売  定価:本体3,600円+税

Rail No.74 京阪ロマンスカー史(下)

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5月21日(金)発売のレイル最新刊のご案内です

明治43/1910年4月15日,大阪天満橋と京都五条の間に京阪電車が開業しました.以来100年.その歴史を彩ったさまざまな電車の中から,元祖“ロマンスカー”をテーマとして京阪電車を語り,眺めてみました.
 ストーリーは京阪電鉄の元車両部長である澤村達也氏の筆で,綿密な裏づけによって綴られています.
 写真は明治期の絵葉書から現代のロマンスカーまで,各時代を代表するベテランファンのカメラによる貴重な情景の数々に加え,京阪電鉄秘蔵の公式写真によって,京阪ロマンスカーの,あらゆるシーンが展開されています.
 また,各車輛の図面や経歴表など,そのバリエーションを一望できる関連資料も充実しています.
 かつてないボリュームと密度で“京阪ロマンスカー”が集大成された本書は,京阪にはもちろんのこと,日本の電車全体の歴史を顧みるためにも必須の資料となることでしょう.ご期待ください.

上巻は 好評発売中!
下巻は 5月21日(金) 発売  

上下巻とも 定価:本体3,000円+税

Rail No.73 京阪ロマンスカー史(上)

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明治43/1910年4月15日,大阪天満橋と京都五条の間に京阪電車が開業しました.以来100年.その歴史を彩ったさまざまな電車の中から,元祖“ロマンスカー”をテーマとして京阪電車を語り,眺めてみました.
 ストーリーは京阪電鉄の元車両部長である澤村達也氏の筆で,綿密な裏づけによって綴られています.
 写真は明治期の絵葉書から現代のロマンスカーまで,各時代を代表するベテランファンのカメラによる貴重な情景の数々に加え,京阪電鉄秘蔵の公式写真によって,京阪ロマンスカーの,あらゆるシーンが展開されています.
 また,各車輛の図面や経歴表など,そのバリエーションを一望できる関連資料も充実しています.
 かつてないボリュームと密度で“京阪ロマンスカー”が集大成された本書は,京阪にはもちろんのこと,日本の電車全体の歴史を顧みるためにも必須の資料となることでしょう.ご期待ください.

上巻は 4月21日(水) 発売
下巻は 5月中旬以降発売予定  

上下巻とも 定価:本体3,000円+税

Rail No.72

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1月21日(木)発売のレイル最新刊のご案内です

湯口 徹 私鉄紀行”いよいよ完結!
■■ Rail No.72 
私鉄紀行 昭和30年代東海のローカル私鉄をたずねて (下) ■■

四半世紀を要して日本全国を巡ってきた“湯口 徹 私鉄紀行”の完結編です.
 本書では静岡県にかつて存在し,また,今も走っている三路線に加え,美濃地方にあった一路線の,合計四路線を収録しています.
 本書の中でもっとも重要な位置を占めているのが,黒潮の香り濃い太平洋沿岸を走り続けていた,静岡鉄道駿遠線です.線路幅762mmのナロー鉄道としては日本最大の路線長を誇っていました.
 その駿遠線が廃止されてから,まもなく40年が経過しようとしていますが,この路線がもっとも賑わっていた昭和30年代の情景を中心として,在りし日々の姿が甦ります.
 この路線の車輛史についての全貌が語られるのは,今回が初めてのことです.中部電力の電源開発のためという特異な目的のもとで建設されたため,ゲージは国鉄と同じ1067mmながら大井川鉄道(現在の大井川鐵道)井川線のユニークな車輛や路線の歴史についても,これまでにない詳しさで延べられています.
 三番目は,遠州浜松の市内と内陸部の往来に大切な役目を果たしていた遠州鉄道奥山線.路線の一部が,ナロー鉄道ながらも電化されてディーゼルカーと電車が併用されていた,これも特徴ある路線でした.
 最後は美濃地方に生きた,東濃鉄道笠原線.名産の“美濃焼”の製品や農産物を,国鉄の多治見駅を中継点として出荷するのが,主な目的でした.
 いずれも湯口 徹さんならではの,鉄道への愛情溢れる目で捉えられた情景写真と,丹念な資料調査に基づく記述は,“私鉄紀行”の最終巻を飾るのにふさわしい充実した内容です.ご期待ください!

上巻であるRail71号には,静岡鉄道駿遠線の情緒豊かな沿線風景写真と路線,車輛史.そして大井川鉄道井川線を収録して好評発売中です.
下巻であるRail72号には,静岡鉄道駿遠線の車輛写真と遠州鉄道奥山線,そして東濃鉄道笠原線を収録して1月21日発売です.

上(Rail71)好評発売中    定価:本体3,800円+税
下(Rail72)1月21日発売  定価:本体3,800円+税

Rail No.71

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■私鉄紀行 昭和30年代東海のローカル私鉄をたずねて(上)

四半世紀を要して日本全国を巡ってきた“湯口 徹 私鉄紀行”の完結編です.
 本書では静岡県にかつて存在し,また,今も走っている三路線に加え,美濃地方にあった一路線の,合計四路線を収録しています.
 本書の中でもっとも重要な位置を占めているのが,黒潮の香り濃い太平洋沿岸を走り続けていた,静岡鉄道駿遠線です.線路幅762mmのナロー鉄道としては日本最大の路線長を誇っていました.
 その駿遠線が廃止されてから,まもなく40年が経過しようとしていますが,この路線がもっとも賑わっていた昭和30年代の情景を中心として,在りし日々の姿が甦ります.
 この路線の車輛史についての全貌が語られるのは,今回が初めてのことです.中部電力の電源開発のためという特異な目的のもとで建設されたため,ゲージは国鉄と同じ1067mmながら大井川鉄道(現在の大井川鐵道)井川線のユニークな車輛や路線の歴史についても,これまでにない詳しさで延べられています.
 三番目は,遠州浜松の市内と内陸部の往来に大切な役目を果たしていた遠州鉄道奥山線.路線の一部が,ナロー鉄道ながらも電化されてディーゼルカーと電車が併用されていた,これも特徴ある路線でした.
 最後は美濃地方に生きた,東濃鉄道笠原線.名産の“美濃焼”の製品や農産物を,国鉄の多治見駅を中継点として出荷するのが,主な目的でした.
 いずれも湯口 徹さんならではの,鉄道への愛情溢れる目で捉えられた情景写真と,丹念な資料調査に基づく記述は,“私鉄紀行”の最終巻を飾るのにふさわしい充実した内容です.ご期待ください!

●上巻であるRail71号には,静岡鉄道駿遠線の情緒豊かな沿線風景写真と路線,車輛史.そして大井川鉄道井川線を収録して12月21日(月)発売
●下巻であるRail72号には,静岡鉄道駿遠線の車輛写真と遠州鉄道奥山線,そして東濃鉄道笠原線を収録して1月下旬発売予定です.

上(Rail71)       定価:本体3,800円+税
下(Rail72)1月下旬発売  定価:本体3,800円+税

Rail No.70

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■DD12ものがたり
第2次世界大戦が終わった直後,米軍が日本に持ち込んだ8輛のディーゼル機関車があります.GE製の凸形機で,後に5輛が国鉄籍に入ってDD12という形式を与えられました.残り3輛のうち2輛は名古屋鉄道に,1輛が八幡製鉄に引き取られました.実質的に,我が国最後の輸入機関車となるこの機関車ですが,これまでその経歴などが語られることは多くありませんでした.今回,米国の文献などから宮崎繁幹さんが生い立ちから最終までを物語にまとめてくださいました.併せて各地での活躍をグラフで振り返ります.

■テルハの形態を考察する
もうひとつのテーマは“テルハ”.かつて大きな駅にホームを跨ぐ施設があって,荷物を積んだ台車が往来していた風景を覚えている方はどのぐらいおられるでしょうか.国鉄時代末期に荷物輸送が廃止され,この施設もJRに引き継がれることなく姿を消しました.これまで誰も手をつけることがなかったこの“テルハ”の形態を考察されたのが佐藤博紀さんです.“テルハのある風景”と銘打ったグラフでは,テルハの前に停車する列車や車輛のバラエティもお楽しみいただけます.

中国の蒸気機関車は遼寧省の南票に生きる炭砿鉄道と,北票に保管されている旧ミカイ復活の兆しについての話題です.

10月21(水)発売  定価:本体3,600円+税

Rail No.69

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7月21日(火) 発売のレイルのご案内です

■仙山線物語
宮城県仙台市と山形県山形市を結ぶ仙山線.全通したのは昭和12/1937年11月10日.歴史は浅いですが,県境区間は最初から電化鉄道として計画されるほどの難所でした.
 第2次世界大戦後は,宮城県側が交流電化の試験区間に選定され,各種試作電気機関車や電車が投入され,大掛かりなテストが繰り広げられました.
 今回は,その交流電化試験に実習生として関与した久保 敏さんの貴重な体験記録を筆頭とし,南東北地区の鉄道史に詳しい進藤義朗さんの筆になる通史,そして地元のベテラン柏木璋一さんをはじめとする多くの趣味人が撮影した,沿線風景や独特の車輛たちをグラフ構成でお目に掛けます.
 仙山線に関する総合的な記録集としては,かつてない規模と密度でまとめたのが,今回の“仙山線物語”です.国鉄ファンには必携の書となるでしょう.
 現代中国蒸機は,前回に続いて河南省ですが,今回はナロー.煉瓦の原料となる土を運ぶ現役の鉄道です.歴史的調査もますます快調.数々の謎に迫ります.

7月21(火)発売  定価:本体3,600円+税

Rail No.68

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寝台特急牽引のEF65 1000番代

昭和53/1978年の夏休み,東京機関区に新しい機関車が姿を見せはじめました.それまでは宇都宮や新鶴見に配置されて,主に貨物列車を牽いていたEF65 1000番代です.12年間も東海道・山陽本線をロングランし続けてきたEF65 500番代に疲れが見えはじめたため,交代要員としての新造でした.
 500番代から1000番代への移り変わり時期を中心とする,牽引機や列車編成の記録を,松尾彦孝さんと関 崇博さんが公開してくださいました.
 併せて東京から下関に至る沿線各地での列車風景を,関さん,松尾さんはじめ,宇野 昭さん,林 嶢さん,服部重敬さん,新宮琢哉さんからご提供いただきました.
 巻頭グラフでは,メインテーマとはうって変わって,しっとりとした昭和40年代の駅と蒸気機関車の絡みを大谷眞一さんの写真で構成しました.
 現代中国蒸機は,河南省の大規模な炭砿である平頂山です.前進形や建設形が運転列車や旅客列車を牽きます.また,大穂孝悦さんからは1980年代から1990年代に掛けて,中国各地で見かけた“謎”の車輛などを紹介してくださいました.
 67号のテーマだった“米子周辺”に関して,松江在住の石原裕紀さんがご自身の記録と写真を寄せてくださいました.

定価:本体3,600円+税