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Rail No.84

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10月20日(土)発売のレイル最新刊のご案内です

■江若鉄道その車輛・列車・歴史・駅をめぐる

近江の国の太湖,琵琶湖の西岸に沿って大津から近江今津まで走った鉄道が江若鉄道です.その名の通り近江と若狭を結ぶ目論見で設立され,順次北上したものの遂に念願は果されることなく,昭和44/1969年,国鉄湖西線の建設に夢を託して廃止されました.
 大正10/1921年に最初の区間が開業してから廃止まで,今にして思えば50年にも満たない短い命ではありましたが,地域の人たちの大切な交通機関として使命を果したのはもちろん,暑い夏には京都の大阪北東部の人々の水泳行の足としても大活躍したものです.
 趣味的には,鉄道省の1B1タンク機を大量に揃えたことが意義深く,また,内燃動車も川崎車輌と日本車輌から大小取り混ぜて大量に導入し,私鉄としては日本一の保有数を誇ったものです.数だけではなくその姿や形も多彩で,興味を惹かれる陣容でありました.

そんな江若鉄道の車輛や列車,歴史,駅などのすべてが,廃止後40余年を経て集大成されました.
 まとめてくださったのは京都の同志社大学鉄道同好会OB会のみなさんです.各分野について執筆してくださったのは湯口 徹さん,藤本哲男さん,西村雅幸さん,福田静二さん.そして大津市歴史博物館も応援してくださいました.
 写真は執筆メンバーのほか,牧野俊介さんや大橋一央さん,米本義之さん,谷川義春さん,広田章一郎さん,高田隆雄さん,奥野利夫さん,高橋 弘さん,佐竹保雄さんなど,ベテランファンの作品も数多く集めることができました.
 そしてこれらを集積,取り纏めしてくださったのが福田静二さんです.

このレイル84号は,江若鉄道に関する決定版となることでしょう.お見逃しなく.

10月20日(土)発売 定価:本体3,600円+税

完売御礼