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臼井茂信作品集 東北北部編 「雨の奥中山」

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臼井茂信作品集 
東北北部編 「雨の奥中山」
新発売のご案内です

日本最高のカメラ・アイが捉えた蒸機三重連
本州北半を貫いてひたすら北上する旧国鉄東北本線には,その前身の日本鉄道以来,難所とされる急勾配区間がいくつか存在した.その中の最大規模のものは,盛岡の北,北上山地の北部が日本海側に舵を切る部分を乗り越える「十三本木峠越え」,鉄道愛好者にはその最高地点に最寄りの駅名から「奥中山」と通称された,20/1000超の連続勾配区間であった.
 昭和30年代に入り,日本社会が戦災復興から経済成長への歩みへ移り始めるのに呼応して,東北本線もまた輸送力増強の必要に迫られることになった.そこで,1,000トン級の貨物列車に十三本木峠を突破させる策として登場したのが,サミット両側の拠点駅,沼宮内と一戸の間の蒸機3台運転であった.ことに,列車前頭部に機関車を集中した「三重連」を本線級の蒸気機関車が行うのは当時,ほかに例が無く,これが鉄道趣味界に知れるや,「奥中山の三重連」はたちまち,全国の鉄道愛好者を興奮させるフレイズとなった.
 しかし,現実には当時の東北は中央から遠く,蒸機三重連運転の存続も昭和43年10月の東北本線全線電化まで,たかだか10年に満たなかったので,架線柱の無い,最良の状態での秀作写真は限られる.
 本書は「奥中山の三重連」を全国に紹介した先人である臼井茂信氏と本島三良氏の,最高条件での撮影記録を一冊にまとめることで,伝説の「奥中山三重連」を後生に伝えようというもので,大判書籍でなくては伝えられない,その迫力の再現に何よりの重点をおいている.
 併せて,同じ頃,明治以来の長い歴史を持ちながら,ほとんどの鉄道ファンに知られることなく消えた「釜石鉱山」の蒸機軽便鉄道も初めてその全容を紹介し,珍しい大Ωカーヴを往く国鉄釜石線のD50,閉伊川の流れに沿って走る山田線のC58重連,D62やC60,C61のポートレイトなども,臼井氏の最高のカメラ・アイを通じて紹介している.


P36より
急貨61列車,東北本線,御堂・奥中山間の急勾配を上る.沼宮内 〔機〕3重連:D51(戸)・D51(盛)・C60(盛) 昭和36/1961.11 本島三良


P98-99より
沼宮内方からは複線で登ってきた東北本線は奥中山から北,単線に変わる.539列車も奥中山にしばし停車して上り貨物列車の到着を待つ.539列車も沼宮内から後部補機を従えてきているので,山間の寒村駅の風景にもかかわらず,上り貨物列車の進入の瞬間,画面には6台の蒸機が入った.奥中山駅 昭和40/1965 臼井茂信


114-115より
「雲をよぶ巨龍」と題して『鉄道ファン』誌第12号に発表された名作写真.国道4号線東側の丘から,国道と谷地越しに,切通に向かう183列車のD51三重連を写した.先頭機は「なめくじ」のD51 20(戸),次位機は戦時型の切妻ドーム機,本務機は変形「なめくじ」のD51 31(尻),と,標準型が1台も入らない,珍しい取り合わせ.奥中山・御堂 昭和36/1961.11.4 臼井茂信

【目次より】
本島三良「重連の領域」
    1. はつかり
    2. 十三本木峠に挑む
    3. 冬の鉄道

臼井茂信作品集 東北北部編「雨の奥中山」
    1. いわての国鉄蒸機
    2. 雨の奥中山
    3. 山田線点描   
    4. 甲子川の谿間

「奥中山三重連」の背景−序に代えて
いわて地図
重連の領域  本島三良
雨の奥中山  臼井茂信
富士製鉄釜石製鉄所専用鉄道  臼井茂信
『鉄道ファン』誌より再録 国鉄狭軌軽便線 18・19 岩手軽便鉄道
臼井茂信 年譜

11月21日(木)発売
28×36cm A3判
184ページ モノクロ 上製本函入り
定価:本体17,000円+税 
荷造送料サービス 

企画・編集:日本文化リサーチ有限会社
発行:株式会社エリエイ プレスアイゼンバーン 

西尾克三郎 組立カメラ作品集 電車の肖像 1930-1960年代の関西私鉄・市営交通より (下巻) 解説:寺田貞夫

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1930年代から1960年代まで,カビネ判組立カメラで数多くの蒸気機関車,電気機関車そして国電の形式写真の名作を生み出した西尾克三郎氏は,その間に関西を中心として,私鉄電車や市営交通の車輛も多数写していることは今日あまり知られていない.明治の香りをそのまま発散する木造市電から戦後の各鉄道会社が威信をかけた特急車まで,今日から見ればまさに工芸品ともいうべき名車の数々が車輛基地の協力を得て最高の条件で,その肖像を残している.

【下巻収録鉄道】
京阪神急行電鉄・神宝線/京阪神急行電鉄・京都線/阪神電気鉄道/山陽電気鉄道/神戸有馬電気鉄道/神戸市

版形:25.5cm×33cm
定価:本体13,000円+税
[送料サービス]

西尾克三郎 組立カメラ作品集 電車の肖像 1930-1960年代の関西私鉄・市営交通より (上巻) 解説:寺田貞夫

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1930年代から1960年代まで,カビネ判組立カメラで数多くの蒸気機関車,電気機関車そして国電の形式写真の名作を生み出した西尾克三郎氏は,その間に関西を中心として,私鉄電車や市営交通の車輛も多数写していることは今日あまり知られていない.明治の香りをそのまま発散する木造市電から戦後の各鉄道会社が威信をかけた特急車まで,今日から見ればまさに工芸品ともいうべき名車の数々が車輛基地の協力を得て最高の条件で,その肖像を残している.

【上巻収録鉄道】
京阪電気鉄道/同大津線/大阪電気軌道/参宮急行電鉄/近畿日本鉄道南大阪線/南海鉄道/同軌道線/阪和電気鉄道/奈良電気鉄道/松坂電気鉄道/伊勢電気鉄道/合同電気/養老電鉄/大阪市高速鉄道/大阪市/京都市/京都電燈・嵐山線/広島電鉄

版形:25.5cm×33cm
定価:本体13,000円+税
[送料サービス]

小寺康正写真集 蒸気機関車の視角 タンク機関車 上巻

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小寺康正写真集 
蒸気機関車の視角 
タンク機関車
 上巻
新発売のご案内です

OJゲージ・スクラッチビルトの草分けの一人である小寺康正氏がモデラーの視点から撮影した蒸気機関車の記録は膨大な数に上りますが,従来未発表だったタンク機関車の分野がついに刊行されます.特に全国規模で追跡したC11のバリエーションや梅小路での分解修繕中の貴重な記録,2100形・2120形・2400形の“B6”姉妹の相違点など,タンク機関車がこれほど詳細に紹介された資料はかつてありませんでした.

6×6判カメラを中心にした階調豊かな写真を損なうことのない高級印刷で再現した,インターネット画像では入手できない画質です.1輛1輛の外観の見所もくわしく解説しています.小寺さんの60年以上におよぶ撮影歴を思えば,今後二度と現れない記録であるのは確実です.

蒸気機関車の構造そのものを理解するうえでも大いに役立つことでしょう.
この本を持たずに国鉄蒸機は語れません

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C11 196(直) 直方機関区 昭和41/1966-2-15

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No.2355(梅) 梅小路機関区 昭和31/1956-7-22

【上巻目次】
第1章C10形
第2章C11形
  近畿・中国のC11(1)
  C11 64の分解修繕 梅小路機関車館
  近畿・中国のC11(2)
  働くC11 (1)片町線
  働くC11 (2)姫路
  働くC11 (3)倉吉線
  働くC11 (4)岡山
  北海道のC11
  秋田のC11
  会津のC11
  九州のC11
第3章10形
第4章870形
第5章1070形
第6章1275形
第7章1400形
第8章2100形
第9章2120形
第10章2400形

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元国鉄No.15 大井川鉄道 千頭 昭和49/1974-5-26

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鹿島参宮鉄道鉾田線No.6 元国鉄870形No.877 石岡 昭和38/1963-9-25


6月21日(火) 発売
25.5×33cm 252ページ モノクロ 上製本・函入り
定価:本体18,000円+税 (荷造送料サービス)
引き続いて下巻も鋭意編集中!

企画・編集:日本文化リサーチ有限会社
発売:株式会社エリエイ プレスアイゼンバーン 

東北の蒸気機関車-青森を中心として 下巻 著者:樋口慶一

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下巻では昭和40年以降,進捗してくる東北電化と全国的な無煙化によって各地からつぎつぎ転入してくる蒸機の,青森地区での生き様を中心に,快走するC60,C61の両ハドソン,青函連絡船の青森桟橋用にテンダーを改造した9600形のバラエティー,支線区に活躍したC11の詳細観察などを紹介しています.特に125輛を揃えたD51の形式写真,準形式写真は圧巻で1000輛を超えたD51のメーカー,ロット別差違を確認するのに絶好の資料,中には左右両面やテンダー後面まで揃った機番も多く模型化にはまたとない材料となっています.

 いままで詳細に発表されたことのない土崎工場形密閉キャブ,東北のギーゼル・エゼクター装備機群,キャブ屋根延長のバリエーション,1輛のみの奇怪な重油タンク,などなど……これぞ地元在住の定点観察でなくては成し得なかった前人未踏の大記録です.青森操車場で記録された蒸機時代の新旧貨車も鉄道模型を考える上では貴重.私有貨車の標記や北海道専用鉄道へのDLの甲種回送も珍しいもの.東北,奥羽両本線がまさに国民生活を支えた大動脈であった様子がひしひしと伝わってきます.国鉄蒸機をテーマにするモデラーなら,この本1冊で40年以上,工作の種は尽きないでしょう.

版形:上製本・箱入り・保存版

価格:本体14,000円+税
(荷造送料サービス)

集通秘帖 著者:井門義博・平井憲太郎・井門憲俊・松本謙一

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最後の大型蒸機王国 蒸機ファン,夢の撮影地…
「前進」重連が大興安嶺に挑む内蒙古,経棚峠…
最後の冬?に送る秘伝写法…蒸機はこう撮るもの…

写真集「煙」から35年.中国蒸機撮影行のベテラン,井門義博氏に導かれて訪れた「前進」形最後の牙城に,あのコンビが再び燃えた.熱写の義博氏,麗写の憲俊氏,集通鉄路を知り尽くした井門兄弟と共に4人が24ページずつ,それぞれの自信作,独自の写法で勝負する異色アルバム.撮影地点の図解,写法の解説つき

版形:25cm×25cm・112ページ(カラー80ページ/モノクロ32ページ)

定価:本体8,800+税

C62 再刊 著者:松本謙一・平井憲太郎

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■日本の代表的旅客用蒸気機関車,C62の全貌を見ることができる随一の写真集■

当社1970年代刊行の“形式シリーズ”は“活版”という当時標準の印刷方法を用いていましたが,再版を繰り返したため金属板へのエッチングでできていた版材が摩滅して鮮明な印刷がおぼつかなくなったことに加え,この印刷方法での大型印刷が時代の流れにより消滅してしまったために永らく再版が不可能になっていました
.  その間,再版に多くのご希望が寄せられましたが,実現するとなれば今日標準のオフセット印刷で全く新刊と同じ手順の新規製版を行う他はなく,それよりも優先したい新規企画が多数ありましたために,順延せざるをえませんでした.
 このほど当社のDTP製版技術革新により,旧版当時の物価対比よりも低い価格での再刊が可能になりましたことから,とりあえずご希望の最も多い“C62”(1972年初版)を復活いたしました.

 ※おことわり:諸般の事情によりごく一部ですが写真に差し替えがあります.

版形:28cm×28cm・290ページ

価格:本体22,000+税
(荷造送料サービス)

狩勝紀行 著者:臼井茂信

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日本随一の蒸機パノラマ“狩勝峠” その全貌を伝えるものは本書をおいて他に無い!

戦前の機関車研究誌「古典ロコ」に始まり,「機関車」,「鉄道ピクトリアル」,「鉄道ファン」誌などに蒸気機関車研究の論文や解説を発表してきた故臼井茂信氏はまた一方で卓抜したカメラ・アイの持ち主でもあった.列車写真では1960年代にマミヤ2眼レフを駆使し,列車や機関車個々の迫力をそのまま画面に取り込むような独特の写法を生み出している.しかし,その圧倒的大多数は依然未発表のまま残されてきた.

定価:本体15,000円+税
(荷造送料サービス)

大陸の鐵輪 著者:田邊幸夫

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旧満州に建設された南満州鉄道とその他の鉄道に付いての,最後の資料になるであろう一冊.

定価:本体14,000+税
(荷造り送料サービス)

東北の蒸気機関車-青森を中心として 上巻 著者:樋口慶一

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青森在住の樋口慶一氏が永年撮りためた東北北部の国鉄蒸機の記録です.古豪C51やD50が躍り,C57やC60,C61が瑞々しく驀進! 模型資料にもおすすめの一冊です.

上巻目次より
C51も居たころの青森機関区/昭和29年─青森の東北本線列車/青森の蒸気機関車たち
(1)─C51,D50,C61/青森を出る列車/定点観察 昭和31年の東北本線列車─夏の浦町にて/大釈迦峠の力闘─奥羽本線最北のサミット/C51の活躍/秋田から来るC55 /C57の活躍/C61の活躍/C60の活躍─第1次改造車登場のころ/東北特急誕生─当時の連絡船など/雪の日/青森の蒸気機関車たち
(2)─D51,C60,C57,9600/D51の活躍─ 撮影日順に/ディーゼル・カーの登場/第2次増備以後のC60/海峡を越える機関車たち

版形:上製本・箱入り・保存版

定価:本体12,000円+税
(荷造り送料サービス)

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